Posted by Masayuki Mitani on 11月 8, 2012 ·
来る12月12~14日に、日本ジャイアントスクリーン協会主催の「JGSSフィルムフェスティバル2012」が開催されます。
12日はフィルム作品のみで、会場はさいたま市宇宙劇場、13-14日はデジタル作品で、さいたま市青少年宇宙科学館が会場となります。
当スタジオもこのフェスティバルに上映参加します。
まだ上映日時枠は確定していませんが、デジタル作品として「ベテルギウスの最期」、「ちきゅうをみつめて」の2作品の上映を予定しています。
詳しい上映日時が決まりましたら、再度お知らせします。
Posted by Masaru Hirohashi on 11月 1, 2012 ·
昨日映画「天地明察」を観てきました。すごく興味があったのに、ずっと行きたくて、なかなか行けなくて、やっと観れたという感じで、それだけでとてもうれしかったのですが、内容的にも期待通りで、大満足でした。自分がなぜプラネタリウムの仕事をしているのか、それは「天地明察」の主人公と同じく、若い頃お世話になった偉大な先輩方からいただいたメッセージを、自分なりに形にしたいと思うからに他ならないことを、この映画を通じて実感しました。自分も主人公になりきって観ていたので、涙が出そうになりました。お恥ずかしながら、主人公安井算哲が江戸時代前期の天文暦学者として高名な渋川春海と同一人物だということをこの映画のエンディングまで気付かずに観ていました。
Posted by Masayuki Mitani on 10月 24, 2012 ·
前回同様、コスモプラネタリウム渋谷での「EM Eye~第三の目~」関連の話です。
現在、待合ロビーに電磁スペクトルの波長と、それぞれの波長で見た天体写真が展示されています。この展示物がものすごく良くできていて、とても感動しました。
そこで是非HPで紹介させて欲しいとお願いしたところ、本来は写真撮影禁止なのですが、今回特別に許可をいただきました。まず、このような展示となっています。
横幅は4m程度?あったと思います。
そして、それ以外に、このような展示物もあります。
小さな窓から中をのぞくと、それぞれの窓の中には違ったタイプの電球が入っていて、その電球が放つ電磁スペクトルが確認できます。
ここで少し補足をしておきます。最初の大きな展示物で示された電磁スペクトルの波長は、人の眼には見えない領域を含んでいます。ちょうど真ん中左あたりに白い部分があり、その下にプリズムで色が分かれるように表示されている狭い部分が人の眼に見え、「光」と認識される領域です。その部分以外は人の眼には見えないのですが、この展示では、便宜的に左側の緑色から右側の黄色まで、それぞれの波長を色分けしてあります。これに対し、小さな窓からのぞいた時に見える電磁スペクトルは、プリズムで分けられる光であり、人の眼に見える領域です。おわかりいただけましたか?
Posted by Mark Aldred on 10月 23, 2012 ·
文部科学省特別選定作品、文部科学省選定作品
本作品のテーマは「炭素循環」で、私たち人間は他の生物と地球とを結ぶ”循環”というシステムの一部である、という重要なテーマを扱っています。炭素の循環を謎の原子の循環として物語に登場させ、主人公の気づきを通じてそのことが徐々にわかるような構成となっています。「炭素循環」と言う言葉は作品内では一切登場しません。
ストーリー
主人公ナオコは、顕微鏡でさまざまなものを観察することに熱中している少女。幼なじみのサトルから、「宇宙人が地球に調査にやってきている」と聞 かされます。ある日2人の前に一台のカメラが現れ、不思議な映像を見せて消え去っていきます。10年後、再び2人の前に姿を現した謎のカメラ。そこには “光る粒”が、ナオコやさまざまな生き物の体を通りながら旅を続ける様子が映し出されていました……。光る粒をときおり思い出しながら、その粒と自分の関 係に次第に気づいていくナオコ。やがて宇宙飛行士となって宇宙から地球をみつめたとき、これまでの不思議な体験が一つにつながり、大切な真実にたどりつき ます。
Posted by Masaru Hirohashi on 10月 18, 2012 ·
新しい弊社のHPが出来て最初の投稿です。
コスモプラネタリウム渋谷にて弊社のライブラリー番組 「EM Eye〜第三の目〜」 が今年1月から好評上映中です。
上映しているのはパート2。パート1で詳しく解説した電磁波の科学をダイジェストで紹介しながら、電波や赤外線、X線などを使って、宇宙で起きている現象を目に見えない波長で探っていくという内容です。
平日は19:00〜、土日祝は14:30〜。
NHKスペシャルの「宇宙 未知への大紀行」のフルドーム版や上坂浩光監督(「はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH」の制作者)の最新作「Eternal Return -いのちを継ぐもの」など、今のコスモプラネタリウム渋谷は上質の科学番組がずらりと並んでいます。そのなかで「EM Eye〜第三の目〜」が平日の最後、渋谷の大人の時間を飾っているのは光栄なことです。
自分自身、渋谷でのEM Eyeを見ていないので、上映期間の年内に行きたいと思っています。
平成25年1月6日までのコスモプラネタリウム渋谷のパンフレットは こちら