来年もよろしくお願いします

いよいよ今年もあとわずかになりました。毎年、月日が経つのが早いなあと実感します。来年の年賀状を作りました。今年のメインワークとなった2作品を、「ベテルギウスの最期」c/w「Snowflake~雪は天からの手紙」という雰囲気で配置しました。それでは皆様、良いお年をお迎えください。

今年の一番嬉しかったこと:「雪のかたち」優秀賞受賞

 

今年もあと少しで終わりですが、今年仕事上で一番嬉しかったことは一緒に雪の番組を作ってきた制作パートナーの並木優子さんの個人作品「雪のかたち」が、9月にソフィア堺で開かれた第3回国際科学映像祭ドームフェスタ:ショートプログラムコンテストで優秀賞・ドーム部門を受賞したことです。彼女は「Snowflake〜天からの手紙」のほとんどのシーンに関わり、長期海外出張で不在中も進捗管理しながら制作を進めてくれました。2011年7月から3D制作ソフト3ds Maxの習得を始め、持ち前の根気強さで、いまでは相当腕を上げたのではないかと思います。これからも彼女の活躍を応援したいと思っています。

「ベテルギウスの最期」山梨県立科学館にて絶賛上映中

午後9時を超えるとオリオン座が東の空に昇るようになりました。
オリオン座の1等星ベテルギウスは今もこれまでどおり赤っぽく輝いています。
しかし、この星がいつか爆発することは確実視されています。
いいえ、もしかすると既に爆発していることも考えられます。ベテルギウスからの光が地球に届くのに約640年かかるためです。

ベテルギウスの超新星爆発を扱った番組「ベテルギウスの最期」は、最期を迎えた赤色巨星内部で超新星爆発が引き起こされるプロセスや爆発の破壊力、地球への影響などを科学的に取り上げた番組です。

制作・著作は山梨県立科学館。映像・音楽・演出を当スタジオが担当しています。

番組は、9月15日から来年4月19日まで山梨県立科学館にて上映されています。

この番組は完全フルドーム番組で、デジタル式のプラネタリウムであれば、どこでも上映可能です。
配給も当スタジオが担当しています。
ご興味があれば、お気軽にお問い合わせください。サンプルDVD等をお送りいたします。

中谷宇吉郎 雪の科学館で「Snowflake~雪は天からの手紙」の上映会

11月17日(土)中谷宇吉郎 雪の科学館「Snowflake~雪は天からの手紙」の上映会を行いました。1.5mの簡易式ドームを東京から車で運び、六角形の吹き抜けの天井がある、映像ホールに設定しました。午前午後2回上映が行われ、午前は子ども雪博士教室でお子さんと保護者の方、午後は友の会の大人の方が中心でした。上映の前には簡単に番組のみどころを紹介し、制作過程で学んだ雪の科学について解説したので、お子さんのアンケートでも分かりやすかったという意見をいただけました。お互いの顔が見えるようなイベントで、手に取るようにお客様の反応がわかり、大変参考になりました。

開催を実現していただいた雪の科学館の皆さま、番組を温かい目で視ていただいたお客さま、ドームの運搬にご協力いただいた天文台の並河さん、番組制作の屋台骨として活躍してくれた並木さん、ありがとうございました!

太陽系の惑星を改良

スターライトスタジオの土星、木星、火星、そして地球のモデルを改良しました。残りの惑星も順番にやって行きたいと思います。