新作プラネタリウム番組「彗星の旅」完成

スターライトスタジオ社オリジナルの新作プラネタリウム番組「彗星の旅」がこのほど完成しました。今年は「パンスターズ」「アイソン」という大彗星が訪れる、彗星イヤーともいえる年です。近年彗星は「太陽系の化石」と言われ、生命誕生の鍵を握る天体としても注目されています。最新の研究成果を盛り込みつつ「彗星の視点」で太陽系の旅を疑似体験し、彗星の魅力を分かり易くダイナミックに伝えるフルドーム作品です。監修は、NASAの「ディープインパクト計画」などにも参加されている彗星研究の第一人者、河北秀世先生とLLP京都虹光房アストロ・アカデミアの小林仁美先生、中道晶香先生です。天文に関心のある小学生から大人まで、幅広い方々にお楽しみいただける内容になります。なお、本番組はアイソン彗星に特化した内容ではないため、来年以降も上映可能な内容の作品です。アイソン彗星の紹介は別途解説用ドームマスターを制作中です。

 

番組ページ に台本と予告編を追加しました。

全国プラネタリウム大会2013開催

先週の6月2日~5日まで、東京都西東京市の多摩六都科学館にて全国プラネタリウム大会2013が開催されました。

当スタジオもブース出展とドームデモを行い、現在制作中の「彗星」をテーマにした科学番組のアピールを行いました。

ドームデモにて投影した映像の縮小版はこれで見られます。

 

 

「シンフォニー・オブ・ユニバース 第5番 大宇宙のハーモニー」への制作協力

4月から上映開始となった葛飾区郷土と天文の博物館の名物プラネタリウム番組「シンフォニー・オブ・ユニバース」の最新作である「第5番 大宇宙のハーモニー」に制作協力をしています。

今回は第3番以来の選曲協力とCG提供をしています。実は前作(第4番)を除き、同番組の第1作から選曲やCG等での制作協力を行ってきました。

このシリーズは、毎回、異なった科学的視点から最新の宇宙の姿をクラシックの名曲に載せて生解説で紹介しています。映像は、一部のみCGですが、大半はデジタルプラネタリウムによりリアルタイムに再現されています。

解説も映像も生と言うのが葛飾区郷土と天文の博物館の最大の特徴です。

今回のテーマは “天体たちが奏でる、さまざまな『光』のハーモニー” です。
http://www.museum.city.katsushika.lg.jp/planetarium/program/season/20130420/

番組宣伝用ビデオはこちら http://www.youtube.com/watch?v=wG4FxROD0RU

是非、葛飾区郷土と天文の博物館へお出かけください。

葛飾区郷土と天文の博物館のHPはこちら
http://www.museum.city.katsushika.lg.jp/

「ベテルギウスの最期」コスモプラネタリウム渋谷にて4月27日より上映開始

コスモプラネタリウム渋谷「ベテルギウスの最期」(製作:山梨県立科学館)が4月27日より上映されます。上映時間は平日14:30~、土日祝16:00~です。また2012年1月より上映している「EM Eye~第三の目」が、ストレートな科学番組としてご好評をいただき、引き続き土日祝19:00~上映中です。その他サイエンステイストあふれる作品がラインナップされています。ぜひコスモプラネタリウム渋谷にお越しください。新投影スケジュール(4月27日から)はこちら

 

 

「実験プラネタリウム」つくばエキスポセンターにて絶賛上映中

つくばエキスポセンターにて3月2日から上映されている「実験プラネタリウム ~見えない星も見えてくる~」の制作を担当しました。

この番組は、これまでプラネタリウム番組には無かった「生理学的見地から」人の目の構造や特徴を紹介します。

そして、これを踏まえたうえで、星の光が人の目にどのように伝わるのか、地上から見える星の光の本質を探り、星を見るための工夫を提案する内容となっています。

街中でも星が見やすくなるようなヒントをいくつか与えるだけでなく、なんと携帯電話を使った実験にも参加できる画期的なコーナーもありますよ。

つくばエキスポセンターでは、光学式プラネタリウムを使った演出を行っていますが、光学式の星空をCGの星に置き換えたフルドーム版も現在制作中です。
*光学式プラネタリウムと全天映像を組み合わせる演出での上映も当然可能です。

配給も当スタジオが担当しています。
ご興味があれば、お気軽にお問い合わせください。